第二種電気工事士の試験にようやく合格。
技能試験に何度も落ちていたこともあり、「もう試験を受けるのは辞めよう」と思ったこともあった。
しかし、仕事柄資格を取得しておかなければいけない状況だったこともあり、背水の陣として挑んだ試験で無事に合格。
難しい試験ではないけど、それなりに苦労したこともあり、自分なりに感じた合格へのコツをこれから試験を受ける人達に共有したい。
これは、平均的な頭脳の持ち主ではなく、底辺よりの自分が感じたコツなので、同じように勉強が苦手な人には効果があると思いたい。
Contents
第二種電気工事士に合格できたコツ
まず、第二種電気工事士の試験は筆記と技能がある。
筆記を合格した人だけが技能試験を受けることができ、さらに技能試験を合格することによって資格を取得することができる。
ここではそれぞれの合格へのコツを紹介していく!
筆記試験合格のコツ
筆記試験は50問出題されるマークシート問題の内、30問正解していれば合格となる。
試験問題には高校1年生レベルの数学で乗り切ることが出来る範囲だが、計算が苦手な人もいるだろう。
だが、ここで試験を諦めてほしくない。
計算問題が出題されるのは10問で、計算問題を全て捨ててもまだ合格の道は残っている。
ここで、僕が筆記試験を合格した勉強について説明していく。
・読んでいて自分が理解しやすい参考書を3回読み直す。
・試験日1ヵ月前からは過去問をやりこむ
これだけで電気の知識がなくても合格ラインにいけるはず。
ポイントとしては、過去問で80点を安定して取れるぐらいが理想。
当日の試験では、過去問にないようなトリッキーな問題も出題されるため、合格ラインギリギリで挑むのはとにかく危険だ。
【2021年度】第二種電気工事士の筆記試験の合格点までの道のり
技能試験合格のコツ
続いては技能試験合格に向けたコツを紹介していく。
工具や電線を触ったことがない人も多い技能では、実際に出題される13問の候補問題を制作することが必要。
候補問題の具材は楽天などの通販サイトでも販売されており、気軽に購入することが出来る。
価格は1万ちょっとするので、購入するのに躊躇することもあるかもしれないが、実際に作ってみなければ一発で合格はかなり難しい。
今回は技能試験の合格のコツを紹介しているので、具材は必ず購入することをオススメしたい。
さらに合格のコツとして言いたいのが、技能講習を受けること。
講習を受ければ、どういったところが欠陥になるのか、どのくらいが合格なのか自分で判断できるようになる。
知識が乏しい内は、正しく作品の判断ができないので、実際の試験でも完璧に仕上げたつもりでも、不合格になってしまうことも。
その場合、どこで落ちたのか予想もつかず納得できない結果になってしまう。
そう、以前の僕のように。
なので、技能試験を合格したい方は以下のことをオススメする。
・実際に問題候補の具材を購入して練習する
・講習を受けて、合否判定を完璧にする
初めて試験を受ける人は、上記のことを行うようにしてほしい。
【2021】二度目の第二種電気工事の技能試験を受けてきたので報告する
合格するまでに要する期間について
筆記と技能、それぞれの合格に向けたコツを紹介したけど、次は勉強期間について説明をしていく。
人によっては要領もよく、内容を理解することが早い場合もある。
ここで紹介する期間については、ちょっと勉強とかに自信がない人に向けた期間で紹介していくよ。
筆記試験の場合
先ほども書いた内容になるけど、勉強法としては「参考書を3回読む」ことと、そのあとに「過去問を解く」ことを挙げた。
まず参考書を読み始める時期だけど、試験から3か月前が良い。
長すぎるとダレてしまうかもしれないけど、3か月前から1日1時間程度の時間が取れれば問題ないかな。
過去問に取り掛かるのは試験から一か月前からでもいいし、過去問を解くコツとしては、答え合わせをするときに間違えた問題を復習すること。
これで理解度も上がり、次同じような問題が出てきても解答できる可能性が上がるので、過去問をやればやるだけ合格に近づく。
ここでポイントは、試験日までに安定して80点台を取れること。
70点台でもいけるけど、ちょっと不安要素が残ってしまうので、80点台を目指して勉強しよう。
技能試験の場合
技能試験の場合は、筆記試験のようにそこまで時間が取れないことがある。
筆記と同じ時期に勉強していればまた違ってくるけど、まずは筆記だけに専念していると仮定して説明していく。
筆記試験は独学でもいけるけど、技能試験はそうはいかない。
一発で合格したいのであれば、必ず講習を受けるようにすること。
講習を受ければどこが不合格になるのか明確に分かるし、苦手な作業についてもアドバイスをくれるので、作品の合格率も上がる。
あとは技能試験で作品を作るときに欠かせない、複線図を完璧に書けるようにしておく必要がある。
複線図は人によっては書けなくても問題ないが、配線間違いを防ぐためにも書いておいた方がいい。
参考書だけだと理解しにくいこともあるので、YouTube動画でも予習しておこう。
まとめるとこの勉強が良き!
・講習に申し込む
・毎週13問の複線図の勉強に取り掛かる
・YouTube動画で予習する
・教材の材料を購入し、試験日まで苦手な問題を練習する
合格に向けて試験前日までにやっておきたいこと
ここでは試験当日までにやっておきたいことを説明していく。
当たり前の事ばかりだけど、一つでもやっておかないと合否に関わることになるので、頭の片隅に入れておこう。
持ち物や会場をしっかりと確認しておく
国家資格ということで、ある程度厳しめな試験になっている。
忘れ物をしたり時間に遅れたりすると試験を受けることが出来なくなってしまうことも…
そうならないためにも「持ち物」「会場」「時間」をしっかりと確認しておこう。
夜更かしせずにしっかり寝ておく
試験前日で、復習をしたい気持ちも分かるけど、まずはいつも通りの体調に持っていけるように夜更かしをせずに寝ておこう。
試験中に頭が回らないとそれこそ本末転倒なので、体調管理もしっかりしておこう。
試験当日気を付けておくこと
試験当日、今まで勉強を頑張ってきたことはず。
それだけ意気込んで試験を受けようと思っている時に、人はミスをしてしまうことがある。
気持ちも試験のことでいっぱいになっている時こそ、平常心を保つことが大切。
試験当日の落とし穴に落ちないように、気を付けておきたいことを説明していく。
もう一度持ち物の確認をする
前日、最後の試験の追い込みで復習をしている人もいるかと思う。
そんな時に限ってやってしまうのが忘れ物…
技能試験では工具を忘れてしまったら、作業が出来ないので不合格となってしまう。
受験表は忘れても、会場で試験が受けられるように対応してもらえるけど、忘れ物をしてしまったということで、メンタルがボロボロに。
自分は大丈夫だと、ほとんどの人は思っているけど忘れ物をしてしまう人はいる。
もう一度出掛ける前に、持ち物を確認しておこう。
(ちなみに僕は受験票を忘れてメンタル死んで落ちた)
会場には1時間前に着くように会場に向かう
会場に着くまでに、思わぬアクシデントに見舞われることも。
ある程度対応できるように試験会場には1時間前ぐらいに着くように行動しておくと、心も整えておくことができるのでオススメ!
経験上、試験会場が分かりにくいことが多く、時間に追われることになる可能性もある。
早く着いたなら周辺でお茶でも飲んでてもいいし、会場前で勉強しててもいい。
とにかく当日は、時間ギリギリにならないように行動しておこう。
いつもの実力を出せれば合格できるぞ!
ここまで第二種電気工事士の資格試験に合格するためのコツと、試験当日の心構えについて書いてきた。
個人的に合格ラインに達しているなと感じている人であれば、よほどのミスをしない限り落ちないと思っている。
勉強に自信がない人でも合格ラインに到達できるように、今回紹介した合格できるコツを参考に勉強に取り組んでみてほしい。
この記事を参考に合格できたよって人は教えてくれると嬉しい!
ここまで読んでくれてありがとう!