オギャーしてから気が付けば30年を過ぎてしまった。
20歳までには何かを成し遂げて、それなりに人生を謳歌して結婚なんかもしているのかなとも思っていたが、現実はこれといった出来事もなく何となく生きている感じ。
30代になって、「20代の内にこれをもう少しやっておけば良かった…」と思うことも出てくる。
個人的な話にはなるけれど、この記事では30代の自分が思う20代の内にやっておけば良かったことをひたすら書いていく。
Contents
まずは20代をどう過ごし方をしていたのか
人によって20代の過ごし方は違うし、それによって30代の過ごし方も意識も変わってくる。
僕の20代の頃を思い出しながら、どのような20代を過ごしてきたのか自分語りをしていく。
就職失敗でフリーター
まず、20代でいきなりつまづいてしまっている。
専門卒の僕だけど、遅れて専門学校に通っていたので卒業したのは22歳の時だった。
当時はコンサート会場などにいる音響マンになりたいと思い、専門学校に通っていた。
ちゃんと2年で卒業したけど、さっそく就職でしくじり楽器店でアルバイトをすることに。
勉強せずに好きなことをやっていた
ちょっと話は前後してしまうけど、学校卒業後はアルバイト先が楽器店だったこともあり、自分の音楽で食っていけたらいいなーと期待をしつつ音楽を作る日に明け暮れていた。
これで売れて成功していれば、今とはかなり違う充実した人生になっていたのかもしれない。
しかし、音楽で生活していくなんて世界は甘くない。現に音楽で生活していくことを20代半ばで諦めることにした。
ってことで、これまで勉強もろくにせずに漫画以外の本なんて読むことがなかった人生だったが、バカ過ぎた24歳ぐらいの時に当時の上司から、「本ぐらい読んだいいぞ…」と言われ、本を読むことに。
学生の時も勉強は人に頼っていたヤバいヤツだったので、本を読んだことをきっかけにようやく勉強しないとヤバいなと気付けた。
25歳でこのままではいけないと思い、転職
25歳と言えば、四捨五入で30代ともいえる年齢。
25歳になってフリーターはさすがにキツイ…
自分は良くても世間の目に耐えられるほど、メンタルは強くないし起業なんてことも考えたことなんてなかった。
アルバイト先は、好きな業界でもあったので2年程度続けたけれど、「フリーターってヤバいよな…」という焦りの気持ちもありつつ、転職活動して興味のあった放送関係の制作会社に入社。
入社したはいいけど、金銭面と体力的にこの業界では生きていけないと感じ、27歳の時に現職の仕事に就いた。
現在の仕事で一応落ち着く
現職は電気系の仕事で、勉強が苦手な僕は日々勉強といった感じだ。
その時、もう少し真面目に勉強しておけば数字にも耐性付いていたかもなーと思いながら今の生活を過ごしている。
仕事を長く続けるコツとしては、好きよりも自分が出来る職種を選んだ方がいいのかもしれない。（結局は人によるかもしれないが）
ブログを始める
28歳ぐらいにブログを始める。
きっかけは当時の彼女に振られたことで、少し時間ができたことだ、
ブログでは自分の考えをまとめたり、ブログを書くことによって得られる収益でブログが趣味になった。
元々文章を書くのが嫌いじゃなかったこともあり、辞めることなく続いている。
このブログはサブ的な使い方をしているので、更新は遅めだけどブログは時間のある社会人はやってもいいと思う。
ブログって適当に書いていると時間の無駄になるの？ブログを書く目的は？
イベントや飲み会に参加
上京して、社会人になるとプライベートで誰かと親しくなるような出会いなんてそう簡単にはない。
だからこそ、イベントや飲み会に参加するようになる。
都内住みとしては、社会人サークルなどのイベントは比較的多くあり、参加費を払えるだけのお金と勇気さえあれば、誰でも気軽に参加できるものがあった。
そういった類のイベントや飲み会に参加しては、得られるものはなくお金だけ散在していたと今になって思う。
ただ、同性や異性に関係なく良い出会いのチャンスはあるので、毎日同じ人としか会っていない人は参加してみることをオススメする。
30代になって感じる20代にやっておけば良かったこと
30代になって、より人生の壁にぶつかる場面の増え、年齢を考慮すると出来て当たり前のことが増えてくるが、出来て当たり前のことでつまずくこともある。
そんな時に思うのが、「20代の内にやっておけばよかったな…」
先ほどの20代の過ごし方で、何をやっておけば良かったのか見ていこう。
勉強
まずは勉強。これは間違いなし。
学生の頃から勉強をしてこなかったこともあり、正直言って頭はかなり悪い。泣きたいぐらいだ。
職場でも計算が苦手だったり漢字に弱かったりと、大人としての知能レベルが低いなーと身をもって思い知らされる場面がある。
その度に自信を失いかけるし、仕事もしんどくなる。
年齢だけは誰でも生きてさえいれば積み重ねていくことが出来るが、年齢とともに自分自身も成長していかなければならない。
基本的な学力もそうだけど資格の勉強も大切で、学校では勉強の大切さに気付くことはできなかったけど、社会に出たら特に思うようになった。
投資
何かと関心が出てくるのが「投資」
積立NISAやiDeCoなど、投資初心者でも始めやすいと言われているものがあるので、20代前半から始めておきたかった…
漠然と給料だけで今後の生活を賄うよりも、リスクを抑えた投資で利益を得られるように、投資にもお金を回せるようにしたかった。
ある程度の貯蓄
20代はフリーター期間もあり、収入も少なく貯蓄に回せるお金がめちゃくちゃ少なかった。
友達の結婚式に参加するのもかなりの痛手で、長期入院が必要になるような病気になったら一発アウトの貯蓄だった。
お金を貯めこむまではしなくてもいいけど、毎月少しずつでも貯金できるようにしておく。
仲の良い友達を作ること
社会人生活が長くなってくると、上辺だけの付き合いが非常に多くなる。
その結果、学生時代のような「友達」と呼べる人は出来づらくなる。
若い方が変な癖も少なく立場もそこまで気にする必要がないので、仲の良い友達ができるように行動すれば良かった。
自分の自信につながることを
年齢を重ねると、人と比べることも増えてくる。
「あいつはすごい会社に勤めている」
「あいつは年収８００万もあるのか…」
「素敵な相手がいて毎日が楽しそうだ」
同世代はライバル的な存在だが、年齢が下の世代とも比べることが増えてくる。
特に自分よりも若い人が結果を出していると、「今まで自分は何をやっていたのか…」
そんな風に思ってしまい、自分に自信が持てなくなってしまう。
人と比べるだけ虚しくなってしまうけど、自分の自信へと繋がるようなことをもっとやっておけば良かったと思う。
失敗を恐れず恋愛を頑張る
自分に自信がある訳でもなく、できれば人から拒絶はされたくない。
そんな気持ちから恋愛に対してガツガツ行くことが出来ず、上京してから一人としかお付き合いすることがありませんでした。
失恋後からは街コンや合コンなどに行くようになったけど、恋仲になることはなかった…
副業で稼げるようになる
30代になると、20代もいる中で失敗を避けようとするバイアスが強く働くようになる。
だけど、20代は挑戦と失敗がまだまだ許される。失敗を恐れずに挑戦しないのは勿体ないことだ。
特にこのご時世。会社に頼らずに個人でもマネタイズできるように副業に挑戦していかなければ、将来の不安は拭いきれない。
冗談抜きでホームレスになる可能性もあるし、明日は我が身。
衣・住・食と体力があるうちに、副業でマネタイズできるようにしておきたい。
30歳になって気が付いたこと
20代を振り返って、後半になってから意識が変わりつつあることが感じられる。
30代になって、20代のままの感覚で30代も過ごしていたら確実に今後の人生は悲惨なことになってしまう。
人生100年時代と言われる現代だからこそ、まだまだ30代は挽回できる年齢だ。
今の自分が気が付いたことを書いていく。
やる気なんて待っていても起きない
やろうと思っていたことを、やる気が出るまで手を付けないでいたことがある。
そんな時は決まって、「やる気が出ないから今はやらない」と後回しにしていた。
しかし、やる気なんてもんは、いつまで経っても湧き出るものではない。
やる気はなくてもとりあえず小さなところから始めてみることで、やる気は湧き出てくるものだと気付いた。
やる気はやらないと出てこない。これが分かったのはでかい。
力不足を感じた時に努力しなければ一生辛いままだ
周りは割と成長している人が多い。
自分のレベルが低いからこそ、そう感じさせる要因になっているかもしれないが、僕の周りにいる人は要領も良く勉強もできる人も多い。（自分よりも出来るヤツが多い）
自分は勉強もからっきし苦手で、好きなこと以外は覚えが悪い。
これは学生時代に、論理的思考が足りていないことが関係しているのではないかとも思う。
他人よりも劣っていると感じるからこそ、勉強が必要だと身に染みている。
ということで、嘆くだけではなく本を読んだり苦手な数学の勉強もして自己成長できるようにしている。
自分よりも若い人たちと接する機会が増える
少子高齢化社会と言われているが、年を取れば自分よりも若い人と出会い、仕事をする機会も増えてきている。
自分よりも若い人が濃い経験をしていたり、努力している姿を見かけることがあると、３０代の自分が頑張らないわけにはいかないなと感じさせられる。
他人よりも自分がどうなりたいかが大切
意識しないように生きていても、人と比較され評価されるのが人間社会だ。
その結果、結局は誰かと比べてしまうことがあるが、誰かと比べるよりも自分がどうなりたいのか。
これが大切になってくる。
２０代は終わってしまったが、３０代はまだ終わらない。
他人に振り回されることなく自分がどうなりたいのか。
知らない誰かのことなんて気にしている時間はないのかもしれない。
ある程度の能力がないと年齢的に厳しい場面もある
２０代はまだ若手という会社も多くあり、３０代になるとそれなりに部下などをマネジメントしていかなければいけない存在になる。
ただし能力がないと、出来る後輩に抜かされてしまうことも…
年齢に伴った能力がないと、悔しい思いをする場面もあるのが社会だ。
30代で踏ん張らないと、40代はもっとしんどい未来は目に見えているだろう。
結婚したいなと思うし焦る気持ちもある
20代では、30歳になるぐらいで結婚できればいいかなと思っていた。
だけど、30歳になってそろそろと焦りも出てきている自分に気が付いた。
そもそも20代で上手く恋愛できていないのに30代で良い相手と巡り合えるのか？
そんな不安を覚えたのであった。
20代に比べると我が強くなった気がする
元々我は強くなかったと思うけど、30年の人生経験を通して新しく自分ルールが身に付いてしまった。
それにより他人に対する許容範囲が狭くなり、譲れなくなった点が増えた。
無駄はなるべく省くようになった
30代に入ると、より他人との差が広がらないように焦るようになる。
休みの日や仕事終わり、ダラダラと過ごすことは少なくなり、自己成長できるような時間を設けるようになった。
そして、部屋にある無駄な物は捨てたり行きたくない飲み会には参加しなくなった。
その他には時間効率を考えて掃除ロボットの導入をした。（全自動洗濯機も導入したい）
改めて30代になって、今後どうなっていきたいか
２０代の頃よりも現実的な思考になったが、３０代を後悔しないようにどのように生きていくのか書き出していく。
仕事をこなしつつ、自分も成長していく
３０代は、仕事で結果を出していくのが世の中のスタイル。
平社員で何も考えずに会社勤めしていると、４０代はもっと悲惨になるのかもしれない。
仕事は嫌なことが多いけど、仕事を通して精神的に成長できる場面は多く、仕事が充実していなければ、人生の大半はしんどくてつまらない時間を過ごすことになる。
会社勤めの僕の場合、平日毎日８時間程度は仕事をしなければいけないので、仕事もこなしつつ、プライベートでも自己成長できるように過ごしていきたい。
コンプレックスの克服
これまでの人生を振り返り、コンプレックスだらけの人生だったのかもしれない。
まずは見た目
これに関しては日々肌のケアをしつつ、自分に合った身だしなみをして清潔感のある見た目にしていきたい。
次に身長
163センチしかないのでこればっかりはどうしようもない。だが、ただのチビに見えないように体をしっかりと鍛えていきたい。
次は髪質
天然パーマの髪質は、昔からのコンプレックス。最近美容師の人にこれぐらいの髪質の方がセットもしやすいのでいいと言ってもらえたが、髪のケアや自分の髪質にあった髪型をしていきたい。
次は学力
学生時代に数学の勉強をほとんどしてこなかったせいで、数字に弱いままの自分に非常にコンプレックスを抱いている。
高校レベルぐらいの数学は理解できるようになるのが目標。
コミュ力の向上
Twitterでは健気に元気なキャラクターを演じている僕ですが、リアルではコミュ力が低いことがある。
全く喋れないわけではないが、自分で自分を面白くないやつだと思っているため、相手と長く楽しく付き合えるような奴になりたい。
会社以外での収入の柱を確立
高所得を目指しても、職種で年収が決まってしまうことが多く、転職するにもめんどいし、今の仕事で手に職を付けておきたい気持ちがある。
だがしかし、今の仕事ではせいぜい年収600万円にいけば御の字だ。
正直これでは老後は心配だし、家庭を築くなんてことになったらギリギリの生活を強いられるだろう。
余裕のない生活は精神的にも良くないので、副業で収入を上げたいのが本音だ。
投資で資産を増やしていく
会社からの給料。副業で得る収益。
これ以外にも、投資で資産を増やしていくことにも力を入れていきたい。
いまは積立NISAをメインにやっているが、日本株や外国株にももう少し投資をしていく。
もちろん生活余剰金でやっていくので、危険な投資まではしないことも徹底したい。
仮想通貨初心者が2か月で１０万円の利益を生んだ理由と運用方法
恋愛をして結婚し、家庭を築く
20代の頃から結婚はしたいと思いつつ、気が付けば30代に突入。
スペックが高くない自分が、年齢だけ重ねて市場価値を下げていくという地獄のような現状。
自分のスペックを上げつつ、好きになった人と一緒に幸せになれるように力と魅力を身に付けたい。
友達を作る
コロナ過のせいもあり、職場の人以外と会うこともなく、変化の少ない日々を送っている。
職場以外の人と出会うことは、視野も広がり自分の人生に影響を与えてくれることもある。
そして、今後の人生において長く良い関係を続けられる友達にも出会いたいと思う。
体が資本なので、健康にも気を使いながら生きていく
まだまだ体に負荷を掛けることはできるけど、それなりに気を付けるようにもなってきた。
体調を崩したときは、無理をせずに回復に向けて休むことになるし、数日は本調子で仕事や作業ができなくなってしまう。
まだまだ成長できる年齢でもあるので、体調を崩して時間を無駄にするのは勿体ない。
つまり、健康にも気を付けて生きていく30代でもある。
今できることを後回しせずに自分との約束を守ることで人生好転するかも
これまでの人生を振り返ってみると、能力不足な点は否めないが、自分に足りていない分を認めて努力することが大切だと感じている。
そして、物事を後回しにせずに自分で決めたことはやり切ることが、これからの人生を好転させてくれるコツなのではないだろうか。
仕事で疲れたり、プライベートで嫌なことがあっても、なりたい自分の為にコツコツと努力できる人間になれれば、後悔しない30代を過ごすことができるのかもしれない。
何者にも成れなかった20代。
これからの活躍に期待して人にやさしく自分には少し厳しく生きていこうと思う。
