2021年5月30日・午後から行われた第二種電気工事士の筆記試験を受けてきました!
勉強できない管理人が8割ほど点数が取れていたので、試験に向けてどのように勉強を進めてきたのか、説明していきます!
Contents
勉強出来ない・電気の知識ゼロでも受かった独学で挑んだ筆記試験
電気の知識が全くないのに、電気関係の仕事に就職しました。 これまでの職歴的にも全く違う仕事なので、「電気の仕事ってどんなことをするの?」
「勉強できない子だけどこの会社でうまくやっていけるか不安…」
入社当時から不向きである会社を選んだ理由としては「手に職をつけたいから」
こんな理由で入社したこともあり、電気の仕事なら資格も必要ということで、「第二種電気工事士」の資格取得に向けて勉強することに。
試験の合格率は70%程度なので、それほど難しくない試験ですが、全くの無勉強では受かりません。
電気の知識がない僕が、どのように独学で勉強を進めてきたのか説明していきます。
参考書を熟読する
勉強のために一番最初に取り掛かったのは、参考書を読むことでした。
まずは参考書を選ぶところからですが、勉強できない自分として参考書を選ぶには基準があります。
当たり前のことかもしれませんが、「自分にとって分かりやすい参考書を選ぶこと」
参考書にも見やすさや要点の押さえ方など、伝えたいことは一緒でも自分にとってすんなりと入ってくる言葉や言い回しがあります。
自分にとって分かりやすい参考書の選び方としては、とにかく品揃えの多い本屋で立ち読みをすること。
その中で一番理解しやすいものを選ぶ。そしてそれを3回読む。
これだけでOKです!
よく分からない参考書で一生懸命勉強していると、内容が難しく感じてしまい、モチベーションも上がりませんよね。
電気関係の会社に入社した際に、勉強のためと渡された電気の本を読んだら、めちゃくちゃクセの強い著者の言い回しに読む気になりませんでした。
この経験からも、参考書も自分にとって理解しやすい本を選ぶことはとても重要だと身に染みています。
第二種電気工事士・過去問題をやる
参考書を3回読み終えた頃には、おおよその理解が深まった段階です。
次は実践形式でひたすら過去問題を解いていく段階に進んで問題ありません。
「まだ理解出来ていないから、もうちょっとだけ参考書を読み直したいな…」
そう思った方は、試験日まで2週間程度の時間があれば参考書の読み直しに時間を使っても問題ありません。
2週間切っている場合はひたすら過去問をこなしながら、間違えた所や怪しい所を復習していきながら不正解を減らしていけばいいです。
第二種電気工事士の計算問題は捨てても受かる
計算が得意な人や電気に詳しい人であれば、計算問題の勉強も理解できますが、僕みたいな計算が苦手な人の場合は中々思うように理解できないことが多いです。
試験問題でも10問程度の計算問題が出題されますが、はじめから計算問題は捨てても十分にカバーすることができます。
さらに選択問題なので、運がよければ加点される場合があります。(あまり頼りにしないように)
簡単な計算もあるので、よく出る問題を絞って公式さえ覚えておけば取れる問題もありますよ!
第二種電気工事士・筆記試験までのスケジュール
知識ゼロの状態から勉強を始める時に、気になるのが「勉強期間」ではないでしょうか?
勉強できない、電気の知識ゼロの僕が取り組んだ勉強スケジュールについて説明していきます。
勉強期間は2か月前からでも間に合う
数字が苦手で電気の知識がゼロの方でも、第二種電気工事士の筆記試験合格のために必要な期間は「2か月前」が目安です。
一日がっつり勉強しなくても、週に6時間程度取れれば数式の問題を除いて、基本的な知識は頭に詰め込むことができます。
勉強の進め方についてですが、一か月は基本を頭に叩き込むためにひたすら参考書を読みましょう!
2週間前から過去問題をやりこむ
参考書も3回読んでみると、ある程度内容を理解できるようになっているはずです。
試験の問題形式にも慣れるためにも過去問題をやりまくりましょう!
完璧に内容が理解出来ていなくても、2週間前は追い込み期間に突入しています。
過去問題をこなしながら、間違えたところと不安なところを復習しながら危ない箇所を強化していきましょう。
目標は、試験前日まで8割正解できるようにしておくと、余裕を持って試験に挑むことができます。
第二種電気工事士の試験当日の心構え
試験に向けて、忙しい時間の合間を縫って勉強してきたはず。
落ちてもいいやと思いながら試験を受ける人はごく稀かと思います。
大半の方は「絶対に落ちたくない…」「仕事の関係で落ちるわけには行かない…」
こんな思いでいるのではないでしょうか?僕もこんな気持ちで試験に挑んでいました。
試験当日、やらかしてしまわないように電気工事士試験の心構えについて説明します。
時間にゆとりをもって行動しておく
焦りは油断を生み、隙を生み、思わぬ落とし穴にハマってしまう原因にもなります。
当日は必ず、必ず時間に余裕を持って行動するようにしましょう。
試験会場によってはとても分かりにくいことがあります。
僕自身も、事前にマップで場所を確認しながら行きましたが、めちゃくちゃ迷いました!笑
(同じように迷っている人もいました。)
個人的には会場の雰囲気にも慣れておくために、1時間前には会場に着くように行動してもいいと思っています。
早く着きすぎた場合は、近場のカフェなどで復習しておけば時間はつぶせます。
問題は最後まで読む
問題の途中で「この問題の解答はこれだな!」と予想できる問題もあります。
その流れで問題を最後までしっかり読まずに、解答してしまうと取り返しの付かない結果になることも。
よくある問題として「・・・が誤っているものは。」
正しい用途の問題かと思い、思い込みで解答しないように注意しましょう。
一点に泣くことだってありますよ。
試験中、解答した問題は自己採点できるようにメモを取る
試験中は、問題用紙の解答に印やメモをつけておくことをオススメします。
実技試験とは違い、筆記試験は試験終了後に自己採点で大よその合否を確認することが出来ます。
これをやっていないと、合否通知が来るまでそわそわする気持ちと、実技試験にきちんと備えるべきなのか判断しにくくなってしまいます。
試験問題の解答は、2時間後ぐらいに発表されるので、早めに結果を確認できたほうが気持ち的にも楽ですよね。
時間の確認ができるように腕時計を持っていく
試験会場には学校が多くあります。
イメージからすると「時計ぐらいあるだろう」と感じるかもしれませんが、実際は時計がない場所も多いです。
時間を把握しながら受ける試験と時間が分からない状態では、精神的に大きな差が生まれてきます。
時間が確認できない状態は集中力の乱れにつながりますので、腕時計は持っていきましょう。
試験が終わったらすべきこと
第二種電気工事士の筆記試験が終わったらまずは休憩…
それもいいですが、その前にやっておくべきことがあるので説明します。
試験解答の自己採点
試験中にメモした解答を元に、ネットなどに解答が公開されている信憑性の高いサイトで自己採点をしましょう!
30問以上正解なら合格。30問以下なら不合格。
30問以下の場合は休憩することをオススメします。
合格ラインなら実技試験の準備
無事に筆記試験が合格ラインに達成していた方は、実技試験に備えておきましょう。
個人的な意見になりますが、筆記は独学でも合格できますが、初見で受ける実技試験の場合は、実技試験の講習を受けることをオススメします。
講習の値段は2万~3万程度と結構な金額をしますが、何としても一発合格したいという方は受けておいて損はしないです。
仮に落ちてしまうとまた半月程待って、受験料で1万程度支払うのってしんどくないですか?
それにモチベーションも維持にも労力を費やしてしまいます。
合格ラインに届いていないなら今後の予定の見直し
残念ながら、手応えなし、自己採点でも合格ラインに到達していない。
そんな時は今後の予定を考えましょう。
もう一度資格試験に挑戦するか、諦めてしまうかなど、第二種電気工事士の資格取得について検討してみるといいです。
「電気関係の仕事に就く」という方は、いずれ取っておかなければいけない資格になるので、諦めずに再挑戦してみましょう!
第二種電気工事士の筆記試験、お疲れ様でした!
第二種電気工事士の筆記試験は年々難しくなってきたり、捻った問題も多くなってきています。
2021年で出題された試験では、過去問だけの勉強でも合格ラインに到達できますが、今後はもう少し内容を理解しておかないと、正しい解答ができない出題も増えてくるでしょう。
とりあえず、第二種電気工事士の筆記試験お疲れさまでした!
さて、次は実技試験に向けての勉強が待っていますよ!
第二種電気工事士の資格は電気関係の転職にも有利なので、取れるうちに取っておきましょう!